Tuesday, April 26, 2011

What's the Word on the Street



http://youtu.be/dUvBf9jxNF0


【動画の内容紹介・解説】

この動画は、ある単語を

(1)色んな人が
(2)色んな角度から
(3)色んな方法で
(4)何度も


説明・紹介していく、セサミストリートの"What's the word on the street"という動画です。

今回は[pair]という単語についての回です。

この動画のように、あるコンテクストの中で覚える単語は、単語帳で覚えるよりはるかに覚えやすく、はるかに忘れ難いものとして定着していくように思えます。

学習者にももちろんお勧めですが、これから教員になって中高生に分かりやすく説明することを求められている人たちにもお勧め出来る動画だと思います。ともすれば、この動画をどうにかして教材化する事も出来るのではないでしょうか。

この動画のシリーズは、Pod Castにたくさん無料で出ているので、iTunesでダウンロードすることも可能です。


【紹介者の名前】

畠中克哲




追記 (管理人:柳瀬陽介)

上記のアプローチで、セサミストリートにも負けないぐらい頑張っているのがNHK教育テレビの『プレキソ英語』です。毎週10分の番組は、無料で見ることができますので、ぜひご覧ください。



NHK教育テレビの『プレキソ英語』無料公開画像
http://www.nhk.or.jp/prekiso/movie/index.html



参考記事:NHK教育テレビ「プレキソ英語」はアート作品としてもすごい!http://yanaseyosuke.blogspot.com/2011/04/nhk.html










Thursday, April 21, 2011

言語教育系大学教員がお薦めの16動画

私の友人が、以下の画像を送ってくれました。お薦めの16の動画だそうです。今忙しくて解説を書く時間がなくてごめんなさい、とありましたので、取り急ぎ画像だけここで紹介します。皆さんの勉強の参考にしてください。
(画像をクリックすると大きくなり、PCなら文字も読めるようになります)



















必要物資・支援要求マップ 311HELP.com

Tuesday, April 19, 2011

Sir Ken Robinson: Bring on the learning revolution!

必要物資・支援要求マップ 311HELP.com




画面下の字幕(subtitles)で英語や日本語を付けられます。

http://www.ted.com/talks/sir_ken_robinson_bring_on_the_revolution.htmlのURLをクリックして、TED本体に行くと、画面右横上のopen interactive transcriptで文字から音声・画像も呼び出せます。


【動画の紹介・解説】

この動画は非常に「おもしろい」動画です。”interesting”と”funny” がこれほどまでに巧く調和を保っている講演を僕は知りません。

Sir Ken Robinsonは教育にはもはや「進化」ではなく、「革命」が必要であると説きます。その内容は非常に理知的で、教育関係者だけでなく、多くの人に教育の在り方を問うものです。

そして、彼の講演を面白くしているものはジョークと話の内容だけではありません。観衆のための細かい配慮も見て取れます。人前で話すという技能を習得しようとする私たちはその点についても見落とすべきではないでしょう。

彼の英語ははっきり言って難しいです。そしてジョークも難しい。しかし、何度も何度も動画を見て、内容が理解でき、ジョークで笑えた時の喜びは一潮でしょう。

最高の知と笑いが提供される18分間をお楽しみください。


【紹介者】

奥侑樹(@ukalyabani








Sunday, April 17, 2011

Moral Foundations of Politics: Professor Shapiro, Yale University




【内容紹介】

政治哲学の知識をもたない学生のための入門講義シリーズをイェール大学が公開しています。上の動画を見てもわかりますように英語は大教室での講義用にゆっくりと語られますし、YouTube画面下の赤い[CC]マークを押せば、グーグルの技術で音声が自動的に字幕になってでてきます。

震災後の日本の復興や原発推進か脱原発かなどといった論点で、これから日本でも「政治」に関する討議が非常に大切になってきます。ぜひ御覧ください。政治に関する勉強と英語習熟を同時にやってしまいましょう!



Moral Foundations of Politics: Professor Shapiro, Yale University (1-5)

Moral Foundations of Politics: Professor Shapiro, Yale University (6-10)

Moral Foundations of Politics: Professor Shapiro, Yale University (11-15)

Moral Foundations of Politics: Professor Shapiro, Yale University (16-21)

Moral Foundations of Politics: Professor Shapiro, Yale University (22-25)


※米国の多くの有名大学はこのYale University Coursesのように有名講義を無料公開しています。どうぞこれらの大学公式YouTubeサイトを、あなたのYouTubeアカウントかGoogle Readerアカウントで購読してください。自動的に更新を知ることができます。



【紹介者】
柳瀬陽介(このブログの管理者)








Friday, April 15, 2011

Blogs in Plain English



http://www.commoncraft.com/blogs-transcriptにこの動画のtranscriptがあります。



【動画の内容紹介・解説】

ブログの利点を、簡単な英語で説明している動画。映像は紙芝居風で、聞き手の理解を促進している。内容は当たり前のことを言っているのだが、私が魅力を感じた点は、説明文(スピーチ)の構成である。

まず、何気ない”イントロ”で聞き手の興味を引く。次に過去のメディアとの対比で、ブログの意義を強調する。興味が高まったところでブログの利点を列挙し、関心を一気に集める。この時聞き手は、関心がある一方、「難しそう」という不安も抱いている。そこで、ブログが簡単に始められることを提示し、安心させたところでダメ押しの利点の追加。「さあ、あなたはどうする?」と最後に質問をしてくる時には、聞き手の気持ちはブログに傾いている。

英語も分かりやすく、構成も良いと思うので、繰り返し見たり聞いたりするうちに、説明の仕方、文章の構成に関して色んな発見ができると思う。

この動画は、Commoncraftというサイトにある動画の一部です。同サイトでは、ブログ以外にも「Twitter」や「Investing Money」など、様々なものを説明する動画があります。

興味があれば、以下URLからご覧になってください。
http://www.commoncraft.com/


【紹介者の名前】
畠中克哲



※この投稿者の畠中克哲さんと、奥侑樹さん、後藤駿介さん(昨日の紹介者)、藤田拓磨さんが、共同運営で英語学習から面白動画までを一言程度のコメントを加えて紹介するブログを始めました。ぜひRSS購読してください。





この他にも相互互恵的なブログがどんどん増えることを願っています。









Thursday, April 14, 2011

Miru Kim's underground art

Miru Kim’s underground arts


画面下の字幕(subtitles)で英語や日本語を付けられます。

http://www.ted.com/talks/lang/eng/miru_kim_s_underground_art.htmlのURLをクリックして、TED本体に行くと、画面右横上のopen interactive transcriptで文字から音声・画像も呼び出せます。



【動画の内容紹介・解説】
ニューヨークを拠点に活動するアーティスト、ミル・キムが、自身の作品群を完成させるまでの変遷と表現を語る内容である。

人々から忘れられた地下鉄駅・トンネル・下水道・共同墓地・病院などの産業遺産の写真と、自らの裸体のポートレートと混在させることで、現代都市に潜む光と影、発展と退廃の側面を描き出している。

しかしながら、一見すると、このプレゼンテーションそのものは、聴衆を惹き付ける身振り手振りや、感情に合わせたイントネーションを変化などといった工夫に乏しいように思える(現に、話者が画面に映る場面は、他の動画と比較しても大変少ない)。

しかし、私が注目すべきだと思うのは、淡々とした口調の中に見られる、精緻な説明の工夫である。

揺れ動く感情を表すためには、決して声を荒げたり、大げさな身振り手振りだけが要求されるのではないということを体現したスピーチに、私は初めて出会えたと言える。万人受けするテーマでは決して無いが、言葉の裏に秘められた深い情景描写や、彼女が現代芸術に取り組む姿勢を読み取って欲しい。


【動画の中での印象的なフレーズ】

I was reminded of how fragile our sense of security is and how
vulnerable people truly are.

作者のホームページに掲載されている、ソウル市での瓦解した一軒家の写真と、東北大震災で倒壊した家々の画像は、やはりどこかで共通性があるように思えてならない。地震大国・日本の安全神話の崩壊と、天災・人災による放射能汚染の恐怖が広がりつつある、ここ一ヶ月の日本の様子は、このフレーズが当にそのまま当てはまるようではないだろうか。


【紹介者の名前】
Shunsuke Goto


【紹介者のTwitter】
@shung_hufe









Tuesday, April 12, 2011

Patricia Ryan: Don't insist on English!


画面下の字幕(subtitles)で英語や日本語を付けられます。

http://www.ted.com/talks/patricia_ryan_ideas_in_all_languages_not_just_english.htmlのURLをクリックして、TED本体に行くと、画面右横上のopen interactive transcriptで文字から音声・画像も呼び出せます。


この動画については、私がTwitterでお世話になっている@HiramatsuYuさんがご自身のブログで紹介されているので、どうぞそちらを御覧ください。





英語教師は、一方で英語学習を促進しつつ、他方でその過剰な傾向に批判的であるという、両義性あるいは矛盾を自分の中にもっておかねばならないと私も考えます。


この私のブログでの紹介を快諾してくださった@HiramatsuYuさんに感謝します。今後、もしよい英語動画を紹介している記事があれば、Twitterで私の(@yosukeyanase)をつけてtweetしていただければありがたく思います。相互互恵的な良質の英語学習環境を作ることがこのブログの目的です。









Monday, April 11, 2011

Adora Svitak: What adults can learn from kids


画面下の字幕(subtitles)で英語や日本語を付けられます。

http://www.ted.com/talks/adora_svitak.htmlのURLをクリックして、TED本体に行くと、画面右横上のopen interactive transcriptで文字から音声・画像も呼び出せます。


【内容紹介】

親に「子供っぽいことはやめておきなさい」と言われ、そしてその後成長し、「そんなガキっぽいことやめとけって」といったことがあなたにはないでしょうか。

私にはあります(笑)

そんな私たちが偏見的に持っている年齢差別的な言葉(age-discriminatory words)をすぐに捨て、子供の可能性を考えてみよう!ということに重点が置かれたスピーチです。
途中に学校のことも触れられておりました。

そして何より、聞きこんでしまうスピーチの雰囲気でした。


【紹介者】

K.K.




【内容紹介】

この動画はGoogle readerで英語教育に関するブログを読んでいたときに紹介されていたものである。子どもというだけで大人は自分が指導する立場である思い、そのような態度で接する。しかしこの中学生である講演者は自分たちは大人にunderestimateされるような存在でないと主張する。例えば、大人にはできないような発想で物を作ったり、常識を覆すような独創的な考えをすることだってある。それを認めてほしいという思いに胸を打たれたような思いで動画を見ていた。ここからは私の考えになるのだが、私たちは大人になるにつれて、疑うことが少なくなる。学校現場で考えると教師は授業に毎日出ることは当たり前だというが、生徒からするとどうして6時間も堅いイスの上にいなければならないのだと感じる。大人は社会に出ても通用する人を育てるという言葉を合言葉にして、子どもたちを自分たちの都合の良いものにしていっているようだ。それこそ私たちが思う子どもらしい子どもは存在していない。子どもは誰しもが大人を困らせる、または都合の悪い行動をする。それが子どもなのだと感じた。私たちは知らず知らずのうちに自分の理想とする子どもの像を作りあげているのである。だからといって教育現場に出て生活指導を緩めることをするのではなく、このようなことを知っているのと知らないのでは現場に出てから変わってくると思う。この動画ではそういった子ども心に少しでも触れる機会になるので、教育に携わる人はもちろん、その他の人も自分の子ども触れ合うときに参考になるかもしれない。


【印象的な英語表現】

《the world need opportunity for new leaders and ideas, and kids need opportunity to lead or succeed》
この次世代のリーダーを育成することを考えるとという視点で自分たちの主張をしています。

【紹介者】
D.S.



【内容紹介】

あなたは子どものことをどのように考えていますか。この動画ではもっと子どもの意見に耳を傾け、信頼してほしいとアドーラ・スヴィタクが大人顔負けのスピーチをします。
教師が一方的に教えるのではなく、相互に学ぶことの大切さについて子どもの本音を聞くことができます。子どもたちの希望や夢を妨げているのは大人であることを痛感しました。


【印象的な英語表現】

No matter your position or place in life,it is imperative to create opportunities for children 
子どもだからと無意識に考えてしまうことは誰にでもあるのではないでしょうか。そういった考えが子どもの可能性を狭めてしまっているのではないかと考えさせられました。子どもの意見や気持ち、立場を尊重することは教師になる上で必要だとわかっているつもりでいましたが、このスピーチを聞いて改めて考え直してみようと思いました。

【紹介者】
Asuka





【内容紹介】

1997年生まれ12歳の少女アドーラ・スヴィタクによる圧巻のプレゼン。
大人は子供によく「子供っぽいことはやめなさい」と言います。けど、「子供っぽい」ことは悪いことでしょうか?
次世代を担う子供への接し方について考えさせられるプレゼンです。



【印象的な英語表現】

"Now, what's even worse than restriction is that adults often underestimate kids abilities. We love challenges, but when expectations are low, trust me, we will sink to them." 
子供に制限をかけること以上に悪いのは子供の能力を過小評価することで、子供は自分にかけられる期待が低いとその程度のことしかできなくなる、と述べられています。つまり、子供の能力を信じ、必要以上の制限を設けなければ、子供の可能性は無限大だということだと思います。子供から学ぶことなどないと決めつけるのは間違いで、数えきれないほど子供から学ぶ機会は生まれるはずです。


【紹介者】
ちょうさん




【内容紹介】
 大人から子供へといろいろな知識などが伝えられる流れが基本となっている今、大人も子供から学ばなければならないことがたくさんある。それらに注目していく話。

【印象的な英語表現】
 Learning between grown up and kids should be reciprocal.
大人と子供の間の教育は 相互的であるべきです
 
【紹介者】
 てんてん





【内容紹介】

大人は子供に教えること、教師が生徒に教えることが当然の世の中ですが、
大人は子供から学ぶこと、教師は生徒から学ぶこともたくさんあります。
この話者は、意見を他人に伝えるのに子供も大人も関係ないこと、
そして、大人は未来をつくる存在である子供の可能性を信じ、期待をかけるべきだということを、
子供の立場から力強く語っています。


【印象的な英語表現】

Learning between grown ups and kids should be reciprocal. 

話者は、大人は子供に教えるだけではなく、
子供からも学ぶべきであるということを率直に伝えている表現です。


【紹介者】
ゆず

Saturday, April 9, 2011

Elizabeth Gilbert: Your elusive creative genius


画面下の字幕(subtitles)で英語や日本語を付けられます。

http://www.ted.com/talks/elizabeth_gilbert_on_genius.htmlのURLをクリックして、TED本体に行くと、画面右横上のopen interactive transcriptで文字から音声・画像も呼び出せます。

【内容紹介】

Elizabeth Gilbertさんは"Eat, Pray, Love" (食べて、祈って、恋をして)の筆者です。この本は世界中で大ヒットし、日本でも映画が公開されました。

筆者のスピーチを聞いてベストセラー作家が、次回作を期待され自分のこれからの執筆活動を思って大きな不安を抱いているのだということを知りました。筆者はこの不安を取り除くのに最も良い方法として古代ギリシャとローマの教えに従うことだと考えました。その教えとは、”creativity”や”genius”は妖精そのものであり人間の手助けをしてくれるものだというものです。つまり人間そのものが創造性を持っていたり、天才だったりするのではなく妖精が人間に力を貸すことで人間が創造性を持ち、天才と呼ばれているのだという教えです。

信じられないような教えですが、この教えを思い出したことで次回作を執筆中の筆者は「今、書いている本がうまくいかなくても自分だけのせいじゃない。私は自分の役目を果たすだけだ」と思いつめることなく考えることができたそうです。

私たちはいつもとは言わないまでも、自分の行動に自信を持てなかったり不安に思ったりすると思います。そんな時、今、自分がしていることは自分ひとりでやっていることではない。妖精の手を借りて一緒にやっていることなのだ。と考えれば失敗を怖れて不安になりすぎたり、成功した時にうぬぼれたりすることもなくなるのではないかと感じました。妖精なんて…と思う人もいるかもしれませんがElizabeth Gilbertさんのスピーチを聞いてこんな考え方もあるのだということを知ってもらえれば嬉しいです。


【紹介者】
I.C.





【内容紹介】

ベストセラー「食べて、祈って、恋をして」を執筆した、エリザベスギルバートの講演。ジーニアス(天才)は一握りの人が持っているものではありません。誰しもジーニアスを持っています。他者から持たれる期待に対して、天才が抱く不安を例に挙げながら「創造性」について考えます。


【印象的な英語表現】

もし初めから非凡な才能が自分に備わっていたと信じれば、その力が借り物だと思い謎の源から人生に添えられ終えたら他のところへ行ったと思えば、そう考えればすべては変わります.
If you never happened to believe, in the first place that the most extraordinary aspects of you being came from you, But maybe if you just believed that they were on loan to you from some unimaginable source for some exquisite portion of your life to be passed along when you’re finished, with somebody else. And, you know, if we think about it this way it starts to change everything.

恐れない。ひるまない。やることをやるだけ。結果を気にせずに続けよ、と。
Don’t be afraid. Don’t be daunted. Just do your job. Continue to show up for your piece of it, whatever that might be.

【紹介者】
ミネラル


Friday, April 8, 2011

Alain de Botton: A kinder, gentler philosophy of success


画面下の字幕(subtitles)で英語や日本語を付けられます。

http://www.ted.com/talks/alain_de_botton_a_kinder_gentler_philosophy_of_success.htmlのURLをクリックして、TED本体に行くと、画面右横上のopen interactive transcriptで文字から音声・画像も呼び出せます。


【内容紹介】

「成功すること」。そのきっかけは「敗北の要素」を認めること。

地位や肩書で他人を評価していると、必然的に誰かが敗北してしまい、また多くの人はこの敗北を恐れます。しかし、考え方を少し変えるだけで成功に近づくことができるのだ、という彼のメッセージを感じることができました。自分にも当てはまることがあったので今までの考え方を少し反省するきっかけになりました。

ジョークを交えたり、シェイクスピアの物語などを例にしてあげたりしていて、分かりやすく、おもしろいスピーチだったと思います。


【紹介者】

アガペーw




Thursday, April 7, 2011

Dan Pink on the surprising science of motivation


画面下の字幕(subtitles)で英語や日本語を付けられます。

http://www.ted.com/talks/dan_pink_on_motivation.html のURLをクリックして、TED本体に行くと、画面右横上のopen interactive transcriptで文字から音声・画像も呼び出せます。


【内容紹介】

「報酬を与えると言われたほうが仕事の成績が悪くなる」

この言葉を聞いてまさか!と思う人は多いと思います。私もその一人でした。しかし、いくつもの実験でこれが証明されているのです。クリエイティブな考えを必要とする仕事において報酬は人々の視野を狭くし、パフォーマンスを低下させてしまうのです。この研究結果により、人々のやる気を起こさせるための方法としてアメとムチの政策にかわる新たな政策が誕生しています。それは・・・

気になる人はぜひ見てみてください。私は今までの考えを覆されました!!

【紹介者】

H.S.



【内容紹介】

「仕事ができたら、報酬がもらえる」というのは誰もがうなずく当たり前の法則です。「報酬がもらえるから仕事をしようと思うのだ」というように、報酬の存在を仕事への動機のひとつにする人もいるでしょう。しかし、報酬の存在が常に高いパフォーマンスを生み出すのか、と聞かれると、必ずしもそうとは限らないそうです。どのような仕事のときにうまくいかないのでしょうか。その理由とは?そして、仕事の成果を上げやすくなる条件はどのようなものなのでしょうか。


【印象的な英語表現】

Rewards, by their very nature, narrow our focus, concentrate the mind; that's why they work in so many cases.
報酬の役割を最も端的に表したフレーズです。報酬が機能するのは単純作業のときであって、柔軟な発想を求められる場合は逆に能率が下がります。柔軟な発想が必要な仕事における目的とは何でしょうか。それはその役割において少しでもいいものを生み出すことであり、その発想は余計なプレッシャーがかからないときに一番活発になるのではないでしょうか(たとえば、ただお給料だけが欲しくてアルバイトをする場合と、少しでもよりよい環境や人間関係を求めてする場合とを比較してみてください)。この動画のお話から、仕事は何のためにするのかという問題まで考えることができて非常に興味深かったです。


【紹介者】
Mika

Wednesday, April 6, 2011

Ken Robinson says schools kill creativity


画面下の字幕(subtitles)で英語や日本語を付けられます。

http://www.ted.com/talks/ken_robinson_says_schools_kill_creativity.html
上のURLをクリックして、TED本体に行くと、画面右横上のopen interactive transcriptで文字から音声・画像も呼び出せます。


【内容紹介】

間違いを犯すこと、失敗は「最悪」

間違いを恐れて育った子供は独創性を失う。本来の才能を失う。まさにそのとおりだと思う。

今の教育制度は全世界共通して働くために有用な科目に重点をおいている。学者を育てるための教育である。

芸術科目の何がいけないのか?砂遊びのなにがいけないのか?創造性、独創性を衰退させるのが今の教育制度である。人間の限りない創造性が 私たちの生を豊かにすることを知り 子供たちが未来の希望であると認識しなくてはなりません。子供をあるがままに育てなくてはいけません。子供たちの未来を支えるのが今のわれわれに与えられた使命なのかもしれない。


【紹介者】 S.R.



【内容紹介】
世界中の学校で、語学・数学などといったような決まって同じような内容の科目の授業が行われている。そして当然のように生徒に対してそれらの科目ごとに成績の優劣をつける。これらの制度は、優秀な大学教授を生み出すために作られたものであり、故に大学教授にとって不必要だと思われる芸術などの分野は軽視される。これが、今の学校教育が子供たちの創造性を台無しにしてしまっている原因である。
大学教授になることだけが、人々にとって幸せなことではない。根本的なところから、教育制度を考え直す必要があるとジョークを交えながら訴えかけています。
【印象的な英語表現】
What TED celebrates is the gift of the human imagination.
We have to be careful now that we use this gift wisely.
人間の想像力・創造性といったものは、他の動物には(おそらく)無いものであり、人間を人間足らしめる要素の一つである。私たちは、その能力をうまく生かすことを考えていかなければならない。

【紹介者】
awamori


【内容紹介】

教育や現代の社会において今の制度の在り方を考えさせられる動画です。
子どもたちは将来における希望の塊であり、創造性の塊でもあるものです。しかし、現代の社会システムは失敗することから逃げ、チャレンジすることを抑制しているような習慣が生まれてしまっています。そんな社会をもう一度考え直していくことが必要だということを訴えている動画でした。
将来教育の現場に出るかもしれない教育学部の人は見てみたら面白いかもしれません。


【印象的な英語表現】

What we do know is, if you're not prepared to be wrong, you'll never come up with anything original.
間違いを犯すことを恐れていたら、創造的なことを決して思い浮かばないというところにハッとさせられてこれから教師になるうえでどうしたらいいのか考えさせられました。


【紹介者】
shige


【内容紹介】

今の教育の問題点について堅苦しくなることなく、おもしろく述べられています。
冗談が何度もあり、とてもおもしろく聞くことができます。
今の教育では、芸術的なことは数学や国語などに比べて評価されません。また、間違えることは最悪だと教えられ、子どもは間違えることを恐れるようになってしまいます。
有名な振付師は子どもの頃、落ち着きがなく学習障害があると教師に言われましたが、医師にみせたところダンススクールに通いなさいといわれました。
やがて彼女は見事なキャリアを築き、経済的にも成功し、多くの人に感動や喜びを与えるようになったそうです。
このように教育において、子どもの可能性を信じてあげることが、創造性を育てるのだと思いました。


【印象的な英語表現】

When my son was four in England - actually he was four everywhere, to be honest.
当たり前のことですが、言われて見ると「確かに」と感じ、おもしろかったです。
このような冗談が頻繁にでてきます。


【紹介者】
ai






【内容紹介】
 「学校教育は創造性を殺してしまっている」という少し固い内容の話ではありますが、時にはユーモアのある例を挙げるなどして、観客の興味をひきつける話し方をしています。内容も学校教育に関するとても興味深いものです。


【印象的な英語表現】
My contention is that creativity now is as important in education as literacy, and we should treat it with the same status.
  創造性は識字能力と同じくらい教育に必要です。想像力と識字力を同等に扱うべきなんです。

  Now, I don't mean to say that being wrong is the same thing as being creative. What we do know is, if you're not prepared to be wrong, you'll never come up with anything original--if you're not prepared to be wrong. And by the time they get to be adults, most kids have lost that capacity.
間違えを犯すことと創造的であることは同じではありませんが、間違えることを恐れていたら決して独創的なものなど思いつかない。間違えることを許されずに育った子供は本来の才能を失ってしまう。間違えることを恐れるんです。
  

【紹介者】
 マカロン





【内容紹介】

科目に優劣がある。人文より数学、芸術より人文....学位があれば職に就けるという時代がもう過去のものとなってしまった今、様々な分野に多様に広がる創造性というものを子供たちから引き出さなければならない。そのためには現在の教育制度を根っから改革する必要がある。ということが、子供たちのほほえましい失敗談や面白いジョークを交えて伝えられています。


【印象的な英語表現】

If you think of it, children starting school this year will be retiring in 2065. Nobody has a clue despite all the expertise that's been on parade for the past four days what the world will look like in five years'time. And yet we're meant to be educating them for it.

考えてみると今年学校に入学する子供たちは2065年に定年退職しますが、誰ひとりとして、たとえ過去4日間に進行しているあらゆる専門家でさえも5年後に世界がどうなっているかは分かりません。しかし私たちはその先の見えない未来のために彼らを教育していこうとしています。


【紹介者】
スプーン

Tuesday, April 5, 2011

このブログの目的説明と読者の皆さんへのお願い

■ようこそ!

このブログへようこそ。このブログはすばらしい英語プレゼンテーションを紹介・解説文付きで収集し、皆さんの英語学習環境をより豊かにするために開設しました。以下、趣旨や皆さんからの情報提供(投稿)方法などを述べます。


■高度な英語説明力が必要

社会のグローバル化に伴い、さまざまな側面で通用語として便利な英語を使用することが求められています。複雑な内容を簡潔に説明し、かつ聞き手・読み手に信頼感を与えられるような高度な英語使用も時に必要です。

そういった高度な英語説明力は、いわゆる「英会話」のような定型的なものではありません。高度な英語説明力は、印象的な要約、的確な用語選択、複雑だけれど分かりやすい文法構造、明快な論理展開、訴求力あるデータ表示、魅力的な画像提示、明瞭な発音、魅惑的な発声、音楽的ともいえる抑揚、時に大胆な律動、豊かな身体言語、などなどの多くの要因が複合的に働いてできています。



■分析的な方法と統合的な方法

高度な英語説明力をつけるには、大きく分けると分析的な方法と統合的な方法があります。分析的な方法は、上記のような要因を一つ一つ単独に検討し習得するものです。確実ですが時間がかかります。またそれぞれの要因をうまく相互作用させて統合することは必ずしも容易ではありません。

したがって分析的方法だけでなく統合的な方法も同時に試みるべきでしょう。ここでいう統合的方法とは、うまい手本をそのまま・まるごと観察し、すぐには真似できないにせよ、うまい手本の生態を自分の身心に深くしみ込ませる方法です。



■すぐれた英語動画を繰り返し見る

この統合的方法の一つとして、ここではTED(http://www.ted.com/)などの、うまい英語プレゼンテーション動画を見ることをお薦めします。(TEDの多くには、英語や日本語で字幕(subtitles)を付けられますし―画面下を見てください―、open interactive transcriptで文字から音声・画像も呼び出せます―画面の右横上を見てください。TEDをお薦めする大きな理由の一つです)

すばらしいプレゼンテーションは、何度も繰り返して飽きないだけの内容があります。ぜひお気に入りの動画を何度も何度も繰り返して見てください。もし内容が少し難しいと思ったら、最初は日本語字幕で、二回目からは英語字幕で。三回、四回と見てゆくうちに、話者が次には何を言うか予想つくようになるでしょう。五回、六回と見るならいくつかのフレーズがあなたの口から自然に出てくるようになるかもしれません。七回、八回と見続ければ、話者の長所―あなたが最も熱心に観察している側面―が自然とあなたの身につき始めるかもしれません。

こういった繰り返しで大切なのは感性ですから、もし少しでも飽きがきたら他の面白い英語動画を見てください。そのためには・・・・いい英語動画を多く知っていることが必要ですね。

私はこれまで個人の好みの英語動画をVideo collection by Yosuke YANASE (http://yosukeyanase-video.blogspot.com/)として集めてきました(言語をあまり使わない芸術関係の動画はArt collection by Yosuke YANASE(http://yosukeyanase-on-art.blogspot.com/)に集めました)。

しかしこれは個人的収集ですので、その動画についての紹介文などをほとんど書いていません(正直、紹介文などを書く時間がなかなか取れません)。ですからこの収集ブログを見ても、読者の方は(私と同じような興味・関心・趣味をもっているという奇遇が無い限り!)参考にしにくかったと思います。動画そのものを埋め込み掲載するだけでなく、動画についての紹介・解説文がついたブログが欲しいところです。



■皆さんのお薦めの英語動画を教えてください

そこでこのブログを新しく開設し、皆さんからのお薦めの英語動画を掲載し、多くの方々の英語学習に役に立つ環境を創ろうと決意しました。

もしよろしければ以下の情報を、管理人のメールアカウント(yosuke@hiroshima-u.ac.jp)までお寄せいただけませんでしょうか。

あるいは皆さんのTwitterから、私のアカウントである(@yosukeyanase)をつけたtweetをしていただけますと、私もその情報を知ることができます。

もしあなたが情報をお寄せ下さいましたら、その情報がこのブログの読者全員の益となります。私は管理人としてこのブログという場の整備をしますので、どうぞ皆様、それぞれが面白いと思う英語プレゼンテーション動画について次の情報をお寄せくださいませんでしょうか?

「英語プレゼンテーション動画」と言いましても、高度な内容を説明する英語として優れた動画はすべて候補作品と広義にお考えください。また、映画DVDの紹介でも構いません(DVDの紹介でしたら、こちらでアマゾンなどへのリンクをはります)。互恵文化の醸成のために、ぜひご協力下さい。

また、同じ動画・作品について紹介を重ねることは一向に構いませんので、自分が本当に好きな動画・作品を選んでください。


【動画のタイトル】

【動画のURL】

【動画の内容紹介・解説】

【動画の中での印象的な英語表現】

【紹介者の名前(ニックネームか実名)】

[紹介者のTwitterアカウント](任意)

[紹介者のブログなどのURL](任意)



【 】の項目は必須項目です。必ず書いてください。この中でも 【動画の中での印象的な英語表現】 をもっとも重視してください。英語表現に具体的に注目するためです。

[ ]は任意項目です。任意項目の二番目と三番目はこのブログを通じての豊かな交流を促進するために設けました。Twitterのフォロワーやブログの読者などを歓迎する方は情報をお寄せください。

※なお管理人は情報提供者から、そのメールアドレスなどの個人情報も受け取りますが、そういった情報は他所には絶対に開示しませんし使用もしません。(もしメールアドレスなしに情報提供できるシステムをこのBloggerブログで実現する技術をお持ちの方があればお教えくだされば幸いです)。


ただし掲載するかどうかの判断は管理人にお任せください。基本的には投稿はすべての投稿を掲載する予定ですが、ある程度の質と方向性などをこのブログで維持してゆきたいので最初にお断りしておく次第です。

もし投稿するまでは・・・と躊躇なさっているのでしたら、どうぞコメントをお寄せ下さい。匿名で結構です。

今後しばらくは、昨年の授業で私が学生さんから提供してもらったブログ紹介文を(学生さんの情報はイニシャルだけにして)掲載する予定ですが、長期的には皆さんの積極的な投稿をお待ちしております。

※柳瀬の授業を受講している人は、以下のフォーマットをダウンロードして、このフォーマットに従って提出して下さい。(一般の方も、このフォーマットを使っていただくとありがたいです)。




それではネット上での豊かな学習環境の創出のため、ぜひご協力をよろしくお願いします。



2011/04/05
(以後、適宜文面を追加)
管理人 柳瀬陽介







■関連記事(ブログ「英語教育の哲学的探究2」より)

映画を繰り返して見て、ついでに英語を身につけよう

字幕付きの無料動画で楽しく英語を学ぼう!
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/04/blog-post_26.html

ウェブで英語を自学自習し、豊かな文化社会を創り上げよう!
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/05/blog-post_31.html

梅田望夫・飯吉透(2010)『ウェブで学ぶ ―オープンエデュケーションと知の革命』ちくま新書
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/10/2010.html

Google Reader + Twitter + Evernote + Chromeの相乗効果が創り出す新しい知の生態系
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/10/google-reader-twitter-evernote-chrome.html

動画投稿フォーマットでも使うHTMLについて学びたい人は下の記事を読んでください。
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2011/09/2011-html5.html

その他のInformation Communication Technology (ICT)関係の記事は以下にまとめています。
http://yanaseyosuke.blogspot.com/search/label/ICT


参考記事
「大学での学びを社会に開く ―英語動画紹介のWeb公開実践から― 」