Tuesday, May 3, 2011
Does the world need nuclear energy?
画面下の字幕(subtitles)で英語や日本語を付けられます。
http://www.ted.com/talks/debate_does_the_world_need_nuclear_energy.htmlのURLをクリックして、TED本体に行くと、画面右横上のopen interactive transcriptで文字から音声・画像も呼び出せます。
【内容紹介】
この動画の内容は単なる講演ではなく、「本当に原子力は必要か」という題に関して、二人の研究者が賛成、反対の立場からのそれぞれの主張を述べた後、聴衆の意見を仰ぐ、というディベート形式の動画となっている。
賛成の立場の研究者、Stewart Brandの主張は原子力は最も安定して供給できるエネルギーであり、風力発電や太陽光発電のそれに比べ、発電所の面積が小さくて済むエネルギーであるということ。そして、核兵器の開発による放射能の拡散の危険はほぼ皆無である、ということである。
それに対して反対の立場の研究者、スタンフォード大学の教授でもあるMark Jacobsonの主張は、世界で使われている電気量は、風力や太陽、その他のクリーンなエネルギーを有効活用することで十分まかなえるということ。そして、発電所の敷地面積は”実は”小さい、ということ。さらに、やはり核兵器が戦争で使用される問題があるということ。
この動画の面白いところは、最初に司会者が聴衆全体に賛成、反対、それぞれの立場に手を上げさせて全体の比率を見た後で、それがディベートが終わる頃にどのように変わっているかを見る、というものであること。
福島原発問題が非常に騒がれている中で、この動画を見て非常に勉強になったのでみなさんにも是非見て欲しいと思います。
【紹介者】
宇山公暁
【内容紹介】
あなたは原子力発電所が世界に必要だと思いますか?福島原発事故がありひどい傷を負ったことは確かであり、多くの人が傷つき広大な(日本にとって)土地がダメージを負いました。そんなリスクをもってしても原発は必要なのでしょうか?
この動画では原子力発電所に賛成のStewart Brandと反対のMark Jacobsonがdebateを繰りひろげます。二人の演説により、原発が今安全なものに進化しており、地球環境にも優しいことを知り断然私は賛成派になりましたが、マークの演説により、自然エネルギーで電力をカバーすることができると知り反対派になってしまいました。
原発の進化により数年後には、本来廃棄されるはずの危険な物質も原発で再利用できると知って私はやはり賛成に落ち着きました。データでは不足することはないといってもやはり自然のことなので、将来何が起こるかわからないし、自然のエネルギーは安定力にかけると思います。ただどちらの側も地球の環境が改善され守られることを願っている点で両者は対立していない。
この動画は、自分に身近なもので、自分だったらどうかということが考えやすいと同時に、みんなが抱えている問題なので見るべきだと思います。あなたは賛成派?反対派?
【印象的な英語表現】
And you can guarantee a clean, blue sky or an uncertain future with nuclear power.
きれいな青い空を保証するか、原子力による不確定な未来だ。
これは反対派のマークが最後に述べた言葉で、ここでは画像がないのでわかりにくいが、動画を見てみるととても印象的な最後になっている。
【紹介者】
のん
Labels:
社会
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