Tuesday, May 3, 2011

Lies, damned lies and statistics


画面下の字幕(subtitles)で英語や日本語を付けられます。

http://www.ted.com/talks/lies_damned_lies_and_statistics_about_tedtalks.htmlのURLをクリックして、TED本体に行くと、画面右横上のopen interactive transcriptで文字から音声・画像も呼び出せます。



【内容紹介】

"Could you create the ultimate TED talk?"

人気の動画を統計的に分析することで、最高の動画を作ってみようじゃないか、という動画。

その切り口として、トピック・話し方・見た目を挙げている。
動画だけにとどまらず、日常生活にも活かせるような知識ではないだろうか。


【紹介者】

中川篤




【内容紹介2】

TEDを統計的に処理してみるとどうなるのだろうか。
TEDを統計的に処理し、人気のある動画の要素を組み合わせると誰もが好む動画を作ることができるかもしれない。その逆もまた可能ではないか。

まずは“Topic”。
題材はユーザーの反応と密接な関係がある。題材について統計的に処理をすると、人気のある動画の中には、“French” “coffee” “brain” “happiness”というキーワードが多い。

次に“Delivery”。
TEDで人気のある動画は平均よりも50%以上長い。長く話すことが人気のひとつの理由なのかもしれない。

最後に “Visuals”。
TEDで人気のある動画の多くは紫色を含んでおり、講演者は身なりを整えて眼鏡をしていることが多い。

では、身なりを整え、眼鏡をかけて”French coffee”について長々と話せば
TEDで人気の動画を作れるのだろうか。

答えは”No.”である。
統計はあくまで計算結果であり、それをどう解釈・分析するか、すなわち「情報を正しく読み取る力」が重要なのである。

“Topic”に関して言うならば、”French coffee”が重要なのでなく、「ユーザーが容易に自分と深く関係づけられるもの」をトピックに選ぶことが大切なのではないだろうか。

これこそが統計の楽しさであり、また怖さなのではないかと思う。


【紹介者】

上田夕貴



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