Friday, July 15, 2011

Let’s use video to reinvent education: Salman Khan on TED.com


画面下の字幕(subtitles)で英語や日本語を付けられます。

http://blog.ted.com/2011/03/09/lets-use-video-to-reinvent-education-salman-khan-on-ted-com/のURLをクリックして、TED本体に行くと、画面右横上のopen interactive transcriptで文字から音声・画像も呼び出せます。


【内容紹介】

この動画はビデオ(動画)を教育に取り組んでいく活動についての講義をしたものだ。

講義者であるカーンははじめ、いとこの子どもに教える補助教材として動画を作り、Youtubeに載せた。このいとこの子どもの「直接習うより、ビデオを見た方が分かりやすい」というコメントが(かなりの皮肉だが)きっかけとなり、彼は数学をはじめとした様々な学習用の動画を作りYoutubeに載せはじめた。もともと彼が作った動画は単なる補助教材であり、学習者が個人的な勉強のためのものと認識していた。しかしあるとき、ある教師から「あなたのビデオを予習教材として利用し、授業ではこれまで宿題としてさせていたことをしている」という手紙を受け取り、ひょっとすると教育を変えることができるかもしれないと思い、彼は会社を辞め、非営利組織を立ち上げた。彼はビデオやインターネットといったテクノロジーを駆使することで、教師-生徒間の有意義な時間を増やす、教育の場を人間的なものにすることを目標にしたのだ。現在では生徒の学習記録のデータなどを取り、教室内でより効率的に教えるといった実践がなされている。

今回この動画を見て、一言で言えば驚いた。はじめに題名を見たときは、今私がやっているような「自主学習」といったことを話すのだろうと推測していた。しかしながら彼の発想(もとはある先生の発想だろうが)は、私の知っている現在の授業の在り方とは大きく異なるものである。彼の、一見“人間的でない”と思われる動画やインターネットを利用し、“人間的な”教育を目指すという考えはとても興味深いものだった。21世紀の教育はいかにインターネットなどのメディアを上手に教育に生かしていくかが大きなポイントになるのは間違いないと思う。私も将来こういったテクノロジーを活用しながらより「人間的な」教育ができるようになりたい。(もちろんその前に多くの動画を見て自主学習しなかればならないが)


【動画の中での印象的なフレーズ】
"Use technology to humanaize the classroom"

【紹介者】
T.N.



【動画の内容紹介・解説2】
みなさんは孫正義さんが「デジタル教科書教材協議会」の発起人に名を連ねたことをご存知だろうか。孫さんは、教育にも電子教科書を取り入れようと熱心に取り組んでいる。このように、教育にも電子媒体の導入が叫ばれており、遅かれ早かれそうなるであろうと思っていたところに、この動画を見つけたので紹介したいと思う。

このグループは教育ビデオを教師の要望に応えて作成し、それを誰でも見られるようにしている。だが、これ自体は特に画期的なことでもなく、誰でも考えられそうなことである。
ではいったい何が画期的なのか。
それはある学校がこのビデオを用いて行っている教育方法である。
この学校では、従来のように学校で授業を行い、家庭で課題を行うという発想を逆転させたのだ。つまり、家庭で個人で作成された教育ビデオで授業を受け、学校で教師とともに課題に取り組むのである。
ビデオの中でも述べられているが、この利点は個人が自分のペース・進度に合わせて何度でも繰り返し授業を受けられることではなかろうか。どうしても学校で授業を行うと、眠たかったり、気分が乗らない場合には内容が頭に入らないし、結果として授業についていけなくなったり、その教科を嫌いになってしまうこともあるだろう。また大人数の中では質問をしずらいこともあるだろう。
だがビデオを使い自学自習を行う際には、好きなときに好きなだけ授業が聞けるのである。
さらに、授業でわかっても家庭で課題をやるときには内容を忘れていたり、応用問題が難しくて手がつけられず諦めることもあるだろうが、これを学校で行うことで、いつでも教師に聞け、結果として更なる理解が促進される。

もちろん、このやり方にもいくつかのデメリットがあるだろうし、教育においてどのやり方が正解だということはないだろうが、子供の教育にも様々なアプローチの仕方があり、技術の進歩によりいつかは導入されるであろう電子媒体の有効な利用方法も自分なりに考えておくべき時期に来ているのではないだろうか。

【紹介者2】
篠原壮大郎


【内容紹介】

カーンアカデミーというものをご存じでしょうか?
カーンアカデミーとは自習向け動画サイト、といった感じで莫大な数の学習用動画が用意されています。
このビデオではその創設者であるサルマン・カーンという人がカーンアカデミーが始まった経緯やこれからの教育に対する考えを話しています。



【印象的な英語表現】

So, once again, using technology, not just flipping the classroom, you're humanizing the classroom, I'd argue, by a factor of five or ten.

コンピュータを多用する教育方法、といっただけでもしかしたら多くの人は疑問を持つのかもしれません。
しかしカーンが述べたように、テクノロジーをうまく利用することによって教師は実際に生徒の横について教える時間を増やし、教育というものをより人間的にすることができるのです。


【紹介者】
Kanta



【内容紹介】
サルマン・カーン氏のネットを使った新しい教育の仕方についての動画である。現場の教師からすると,教師と子どもたちは実際ふれあいながらともに学ぶべきだと考えそうだがここで彼が大事にしているのは実際に学ぶ“子ども”である。ここでは本当に子どもたちが理解したのかどうかということをデータとしてとらえながら,できる・できないを明確に区別し必要な所は支援し,学びについていくことができない子をつくらない1つの現代的個別カリキュラムを提案している。 


【印象的な英語表現】
And that exam, whether you get a 70 percent, an 80 percent, a 90 percent or a 95 percent, the class moves on to the next topic.

そしてその試験では,理解できたのが70%でも80%でも 90%でも,そして95%だろうと 授業は次の学習へと進みます。


今の教師主導の授業では,極端だがそうなってしまうこともあるのではないかと納得することもあり非常に印象に残った。もし今後授業をするようなことがあった時は常にこの言葉を念頭に置いておきたいと思う。


【紹介者】
とっど

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