Monday, April 16, 2012
The danger of a single story
http://www.ted.com/talks/chimamanda_adichie_the_danger_of_a_single_story.htmlのURLをクリックして、TED本体に行くと、画面右横上のopen interactive transcriptで文字から音声・画像も呼び出せます。
【内容紹介】
この動画では、私達の生活や文化は複数のストーリーから構成されており、たった一つのストーリーから物事を決めつけることによる文化的誤解の発生を警告している。私たちの周りにも思い当たることがあるのではないか。例えばアフリカの国々は発展途上国だから、先進国の助け頼みと思っている人も少なくないはずです。しかしそれは事実でしょうか?あなたは一つの話を鵜呑みにして、そのようなステレオタイプにとらわれていませんか?
【印象的な英語表現】
The single story creates stereotypes, and the problem with stereotypes is not that they are untrue, but that they are incomplete. They make one story become the only story.
この文章がまさにシングルストーリーの弊害を表していると思います。
【紹介者】
Akko
【内容紹介】
皆さんは"single story"と聞いて、どんなものだと想像しますか?
この動画の中では"single story"は偏見や思い込み、固定観念などをつくりだすものという扱いをしています。
この危険性を述べているのはナイジェリア出身の方なのですが、アフリカ人だからコンロの使い方を知らない、英語が話せない、などの思い込みが他の国の人にあったと述べています。
このような固定観念は物語の影響が多いようです。
しかし、彼女は物語は人の尊厳を砕くことができるが、打ち砕かれた尊厳を修復する力も持っているとも述べています。
物語の人に与える影響は大きいのだと思いました。
【印象的な英語表現】
I must say that before I went to the U.S. I didn't consciously identify as African.
つまり、アフリカ人だと意識しているのは他国の人であって、自分たちは普段からアフリカ人として過ごしてるわけではないんだと思いました。
当たり前のことのようですが、私もそのようなことがある気がします。
他国の人から見た日本人とは、髪が黒く、肌が黄色く、目が切れ長というイメージなのでしょうか。
もし私が金髪にして留学にいったら現地の人は驚くのでしょうか。
いろいろ考えさせられる表現だと感じました。
【紹介者】
ai
【内容紹介】
私たちの誰もがシングルストーリー、つまり固定観念を持っている。
そして、ついつい私たちはそのシングルストーリーをもとに、あの国の人はこう、この家の人はこうなどのように決めつけがちになってしまう。しかし、果たしてシングルストーリーとは完全なものなのか。作家である話者は自らの体験をもとに”人間の尊厳“について考え、これから我々がどうあるべきか訴えかけてくれる。
【印象的な英語表現】
“The problem with stereotypes is not that they are untrue but they are incomplete. They make one story become the only story.”
“Stories matter. Many stories matter. Stories have been used to dispossess and to malign, but stories can also be used to empower and to humanize.”
“Stories can break the dignity of a people, but stories can also repair that broken dignity.”
“物語は人の尊厳を打ち砕く力があるが、一方で失われた人々の尊厳を取り戻す力も秘めている。”この彼女の言葉は、物語が私たちにとって大きな影響力と可能性を持っていることを気づかせてくれた。新たに誤解を生みださないためにも、これまでの固定観念を見直し、あらゆる物語を通して相手のことを知るとともに、自分自身についても知ってもらいたい。
【紹介者】
茶々
Labels:
教育
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment