Wednesday, April 18, 2012

Monika Bulaj: The hidden light of Afghanistan











http://www.ted.com/talks/monika_bulaj_the_hidden_light_of_afghanistan.htmlのURLをクリックして、TED本体に行くと、画面右横上のopen interactive transcriptで文字から音声・画像も呼び出せます。

【内容紹介】
私たちの知る、アフガニスタンのイメージは何であろうか。知る限りの情報は、見せかけのたった1部分に過ぎない。
Monika Bulajは、20年かけて東ヨーロッパから中東・アジアへと旅を続け、またアフガニスタンには何度も足を運んだという。アフガニスタンの全ての道には、20世紀に追放され殺された数百万もの人の眠る墓が埋まっていたという。その中で生活している人々はどのような人であるのだろうか。
ある村では、スーフィ教という、タリバンに嫌われた人々のムスリムの祈りが捧げられている。戦争が始まって10年後には、村に変化がきていた。空腹や痛みを取り除く唯一の薬として、アヘンを服用し、アヘン中毒にかかっている者。かつて遊牧民だった少女は、アフガニスタンのビジネスマンの娼婦となった。そのなかで、アフガニスタンに大きな学校があったという。それは、13000人もの少女が通う学校であった。地下の教室には、たくさんのサソリがいるのにもかかわらず、彼女たちは勉強している。そんな環境の中でも学びたいという意欲がある彼女たちを見て、Bulajは涙を流したという。
私たちが知る情報は、メディアを通しても限界がある。そのほとんどが表向きの情報である。Bulajは隠された光の中にある情報を引き出し、声を持たない人の声となることを目的に旅をしている。唯一の武器であるノートとライカを持ち続けて、真実を伝えようとしているのである。

【印象的な英語表現】
My aim is to give a voice to silent people to show the hidden lights behind the curtain of the great game, the small worlds ignore by the media and the prophets of the global conflict.
写真家として生きるBulajの目標を表していることば。私たちの見ている情報は、たった一つの断片に過ぎないことを言い表しているのではないだろうか。声なき人の声は、誰かが代弁しなければ届くことはない。様々な勢力の影にある隠れた光、メディアに無視された小さな世界、国際的な紛争の行く末を、私たちは見ていく必要があるのかもしれない。

【紹介者】
Dn.Scott

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