Monday, April 30, 2012

The debut of the British Paraorchestra

http://www.ted.com/talks/the_debut_of_the_british_paraorchestra.html のURLをクリックして、TED本体に行くと、画面右横上のopen interactive transcriptで文字から音声・画像も呼び出せます。


【内容紹介】

音楽は全世界、あらゆる文化に共通して存在しており、それらを反映しているものである。
例えば、1960年代においてオーケストラ団員のほとんどが男性であったが、今日では男女比のバランスが取れたものとなってきている。
それでは、障害者のコミュニティではどうであろうか。世界的なオーケストラバンドに、彼らの代表となるような人々が存在しているだろうか。
残念ながら、話し手であり英国の代表的な指揮者でもあるCharles Hazlewoodでも、片手で数えるほどしかその存在を知らない。
その状況を打開するための第一歩として、英国初の4人組の演奏集団、Paraorchestraのお披露目を行う。
セクシュアリティ文化等と共に語られることが多い障害者文化の多様性に、音楽という人類が共有するエンターテインメントから切り込んだやや短めのスピーチである。

【印象的な英語表現】 
Where is the platform? Where is the infrastructure that creates a place for them, so that they can collaborate with other, great musicians?

障害者がもっと活躍出来る環境(この動画ではParaorchestraのこと)を、社会の基盤、インフラに例えて表現している。
あるべきなのに、どうして無かったのだろう、そんな思いが伝わってくる。
Charles HazlewoodはParaorchestraの設立によって、最初のインフラを英国に敷いた。このパイプが国境や文化、人種や時代を超えて、
本当の意味で生活に欠かせないものとなった時に、彼の意思は達成されたと言えるのではないだろうか。

【紹介者】
Shunsuke Goto

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