Wednesday, February 1, 2012

Damon Horowitz: Philosophy in prison











http://www.ted.com/talks/lang/ja/damon_horowitz_philosophy_in_prison.htmlのURLをクリックして、TED本体に行くと、画面右横上のopen interactive transcriptで文字から音声・画像も呼び出せます。


【内容紹介】

ある刑務所では、犯罪者が犯罪者として扱われない場がある。
それは「学びの場」である。
犯罪者たちは、そこでは1人の「生徒」として哲学を学んでゆくのである。
「善悪とは何か」とゆう疑問に対して自分なりの答えを導いた彼らは、社会復帰後は同じ過ちを犯すことはないだろう。

【印象的な英語表現】

Let’s do this.
この言葉自体は普通なのであるが、この言葉を話者は巧みに使い分けている。
1回目には、少年が殺人をする前に言ったものとして。
2回目には、少年が「善悪とは何か」とゆう哲学の疑問を考える前に言ったものとして。
同じ言葉をマイナスイメージとプラスイメージのものとして使い分けることによって、少年が「犯罪者」から「生徒」になったことを表現していると思う。


【紹介者】
べてぃ



【内容紹介】

犯罪を犯した人に哲学の授業をした経験で考えたことについて語っています。その刑務所で出会ったト二―という男とのやり取りの中でト二―にかけた言葉がとても印象的でした。善悪とは何かについて深く考えたことなかったのでとても印象に残るスピーチだったと思います。


【印象的な英語表現】

We are here for knowledge. Our enemy is thoughtlessness. This is phiosophy.
知識が無いことが今の世の中で生きていく上で困難になるというのはとてもよく分かります。知識が無いために犯罪に巻き込まれたり、知らず知らずに犯罪を犯してしまっていたりすることがあるかもしれません。犯罪に限らず知識というものは絶対必要だと思いました。








【内容紹介】

刑務所の中の哲学。タイトルだけ見れば,すごく違和感のあるタイトルですが話者であるデイモン・ホロヴィッツの力強いスピーチにかなり惹かれました。
話し方・内容ともに興味深いものでタイトルが気になった方は短いスピーチなので一度ご覧ください。
刑務所の授業の中で「道徳の基礎について話し合う」 善悪とは何か,何が善と悪を分けるのか。
こういった教育の形もあることを知り,とても感銘を受けました。

【印象的な英語表現】

Let's do this.
この表現はスピーチの中で2回出てきます。最後の表現はまさに投企と呼べるでしょう。

【紹介者】
Kouki

1 comment:

  1. 僕はトニーの更生に着目しました。トニーには自分は誤っているという思いこみがありました。それはself-handicappingとも言えるようなlabelingです。そのときの彼は自分を認めることができなかったのではないでしょうか。そして、ディモンとの対話によって彼は気づきます。(そういった意味で彼自信も対話術というソクラテスの手法を使っているのがまた興味深いですが…。)トニーは知への探”究”を始めます。彼の最終論文提出後にディモンが言った"Let's do this."は、彼の更生を象徴しているようです。

    ディモンの実践において最も感銘を受けたのは、トニーに考えさせることで、内発的に探究へ取り組ませたことです。やらせるだけでなく、彼の倫理的価値観を揺さぶることで、mustをwantに変えたのだと思います。
    彼のようなinspiringな教師に、もしくは一人の人間になれたらな、と強く思いました。

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