Wednesday, February 1, 2012

Rugby - World in Union



【内容紹介】

今回紹介するのは題名から見ても分かるように本当に個人的な趣味の動画、ですらなく、歌詞付きの歌です。ここに載せていいのか分かりませんが、知らない方も多いと思うので紹介させていただきます。ご存知の方もいるかもしれませんが2011年はニュージーランドでラグビーワールドカップがありました。そして今回紹介するのは毎年ラグビーワールドカップのテーマ曲となっている"World in Union"という曲です。この曲の面白いところは、メロディーはみなさんもよく知るホルストの組曲『惑星』の第4曲の「木星」の中間部と全く同じ(平原綾香さんの「Jupiter」と同じ)なのですが、曲調が大会ごとに開催地の土地柄に合わせてアレンジされているところです(例として1995年の南アフリカワールドカップでは、民族音楽風にアレンジされました)。そして何といっても歌詞がとても感動的なんです。曲名を見て分かるようにテーマは「世界を1つに」であり、そのために宗教、人種全ての枠を越えてみんなの力を合わせようというメッセージが力強くつづられています。

今年は日本にかつてない震災が起こりました。その時多くの国から日本に援助の手がさしのべられ、まさに世界が日本を応援してくれました。そしてワールドカップの開催地でもあったニュージーランドでも大きな地震が起こりました。今年のワールドカップで日本とNZは予選リーグで試合をしたのですが、試合前には両国の震災の犠牲者の方たちに黙祷が捧げられました。そしてその後、試合のハーフタイムにはこの曲が流れました。スタジアムには、互いに助け合おう、という意味の日本語、英語が多く掲げられました。

僕自身いつも試合前にはこの曲を聞いて勇気をもらっています。

かつて「世界を1つに」といえば"We are the World"という名曲が(今も)とても有名ですが、個人的にこちらの曲もみなさんに知ってほしくて今回紹介しました。もちろん、英語力向上のためにもこの曲の歌詞を理解することは非常に役立つと思います。


【印象的な英語表現】
Searching for the best in me. I will find what I can be. If I win, lose or draw. It's a victory for all.

自分にできる最大限のことをする。それが最も大事なことである、というこの歌詞から、ラグビーは小さい人も大きい人も、全てが活躍できるスポーツである、という意味の真意と、今年の日本のような困難がまたどこかに起きたとき私たちがすべきことの2つの意味を感じました。


【紹介者】
KU

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