Saturday, November 12, 2011

Julian Treasure: 5 ways to listen better












http://www.ted.com/talks/julian_treasure_5_ways_to_listen_better.htmlのURLをクリックして、TED本体に行くと、画面右横上のopen interactive transcriptで文字から音声・画像も呼び出せます。


【内容紹介】

I believe that every human being needs to listen consciously in order to live fully.

この動画においてジュリアン・トレジャーは、聴くことの大切さ、聴き上手になるための5つの方法を紹介してくれる。
現在、意思疎通の約六割を占める、聴くという行為は、人々が苦手とし、少しずつその能力が人から失われているものであるという。
では、その聴くという能力を失うと人はどうなってしまうのだろう。
意思の疎通が困難になり、人々は空間をパーソナルな空間として区切り、互いに耳を傾けようとしない危険な世界が形成されてしまうのだ。
聴くこととは、互いを理解することであり、互いを結びつける手段であると彼は語る。
近年重要視されている「聴き上手」になる方法を完結にわかりやすく伝えてくれる、とても興味深くためになる動画である。
教育の中でのリスニング力や相互理解などに関心がある方はぜひどうぞ。

【印象的な英語表現】

Sonority is time and meaning.
彼は「音は時間であり、意味である。」と語る。

Our listening is the main way that we experience the flow of time from past to future.
音はその空間と時間を司り、聴くことこそが過去から未来への時間の流れを感じることができる主な方法である。
「聴く」という行為は、生きるということにとって、私たちの生活の大部分を占めるとても重要な役割を持つものであるということを、私たちはきちんと自覚しなければならない。

【紹介者】
Emifull





【内容紹介】

音の専門家であるジュリアン・トレジャーが聞き上手になるための5つの方法を紹介します。
まず意思疎通の6割を占めている「聞く」という能力が失われつつあることを説明しています。音から意味を取得することを「聞く」と定義して,文化や信条,言語などといったフィルターが聞くという行為を支えていることを述べています。聞くという意思は,対人関係で重要であるとともに空間や時間の認識も可能にさせます。つまり聞くことが過去から未来への時間の流れを感じる主たる感覚となっています。
現代では,録音や録画などの機能が発達したことや雑音が多い社会であることから聞く力が衰えています。またヘッドフォンなどで音楽を聞く人が多いことは共有的な空間を個人的な空間にしてしまっていることの問題点を挙げています。このようなことから耳が疲れて,聞くことへの忍耐力がなくなっていることを説明しています。意識的に聞くことは理解の手段であり,その能力の欠如は世界で起こっている問題につながっていることと同時に互いに話に耳を傾けようとしない世界を作り出しています。
そこで聞く力を伸ばす5つの方法を紹介します。
学校教育での聞くという能力の指導の重要性も述べており,私たちにとっても聞き逃せない内容でした。コミュニケーションが重要であると叫ばれる現代で「発信する力」だけではなく,「受容する力」に注目してみてはいかがでしょうか。


【印象的な英語表現】

But I believe that every human being needs to listen consciously in order to live fully.

この言葉にジュリアン・トレジャーが聞く力を重要視している理由がはっきりと伝わってきます。聞くという一見見落としがちな能力に注目することも必要だと強く感じました。


【紹介者】
Kouki




【内容紹介】

意思疎通の大体6割は聴くという行為が占めます。しかし今日では録音・録画など記録の方法がさまざまあり、注意深く聴き正確に情報を得ることがおろそかになっていると演説者は述べています。また今日の世界では視覚的にも聴覚的にもさまざまなものが散乱していて、聴くことを困難にしているのです。聴くという能力が喪失されているのです。聴くという行為は理解をする上で重大であり、これは由々しき問題です。そこで、演説者は聴く能力を高めるための5つのエクササイズを勧めています。沈黙・ミキサー・鑑賞・リスニングポジション・頭字語RASA(Receive,Appreiate,Summarise,Ask)の5つで、沈黙で耳をリセットし、ミキサーで聞き分ける能力を高め、鑑賞で音を楽しみ、リスニングポジションで聴き取る対象の適切な場所を見つけ、RASAで意思疎通の能力を高めます。これからはリスニングを技術として学校で教える必要があると演説者は述べています。意識的なリスニングができるようになれば今日の聴く能力の失われた危険な世界から抜け出せるし、相互理解を促進し、誤解のない世界、ひいては数世代をかけて平和な世界を実現することも可能かもしれません。そのために使命感をもって学校教育の中で意識的なリスニングを教えていく必要があると演説者は述べています。この動画を観れば聞く能力の重要性を再認識できるでしょう。ぜひご視聴ください。


【印象的な英語表現】

And if we can teach listening in our schools, we can take our listening off that slippery slope to that dangerous, scary world

学校でリスニングを教えれば、危険な世界へ続くつるつるな坂道から私たちのリスニング救い出せる-演説者は学校でリスニングのスキルを教えることで今の聴く能力の失われつつある危険な世界から我々を救い出そうとしている。この一文でその意思が非常によく伝わってくる。このまま放っておけばつるつるの坂道のようにどんどん危険な方向へ我々は陥ってしまう。リスニングスキルの重要性と今の世の中の現状の危険性をうまく伝えようとした演説者の工夫が見られる非常に面白い表現である。


【紹介者】
M.A




【内容紹介】

意思疎通の6割は聴覚が占めていることをしっているでしょうか?
つまり、聞き上手=コミュニケーション上手なのです。


【印象的な英語表現】

I believe that every human being needs to listen consciously in order to live fully

人生を最大限に楽しむには意識的に聴くことが必要不可欠だと信じている

【紹介者】
べてぃ


【内容紹介】

音や聞くことに関する専門家が日頃私たちがあまり意識していない、「聞くこと」についてのスピーチをしている動画です。
特に現代社会においてはたくさんのさまざまな音に囲まれて私たちは生活しているので「耳が疲れている」状態にあるのだそうです。
聞くという行為は何の意識もしなくてもできることであるがゆえにおろそかにしがちになるのかもしれません。
当たり前のことだからこそ立ち止まって考えてみることが必要、ということはこの話だけでなくいろいろな分野においても共通のテーマであるかもしれません。



【印象的な英語表現】

Just three minutes a day of silence is a wonderful exercise to reset your ears and to recalivrate so that you can hear the quiet again.

1日の中で3分あえて沈黙の時間をつくるということは耳のためだけではなく、心・頭も落ち着ける時間になると思うのでこの分野に限らず重要なことだと感じました。


【紹介者】
Kanta




【内容紹介】
現在、他人と関わる中で重要な「聴くこと」という能力が失われています。この動画では「聴くこと」の能力を鍛えよりよい聞き手になれるための5つの方法を教えてくれます。コミュニケーションを行う上で話すことよりも相手の話を聞くことのほうが難しくまた重要なことだと感じました。


【印象的な英語表現】
「a world where we don't listen to each other at all, is a very scary place indeed」
インターネットの普及により情報の発信や受信が容易になった今の世界では、どれだけの人が本当の意味で相手の話を「聴く」能力を持っているのでしょうか。実際自分は「聞いているようで聞いていない」ことが多くあるなと感じました。

【紹介者】
Hiromi
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